コンサルティングのもう一つの柱として、製造業向けの「研究開発マネジメントのコンサルティング」を提供しております。欧米の先行企業の取り組みを踏まえつつ、顧客の風土やこれまでの業務プロセス、業界構造などを踏まえた研究開発部門の組織体制の変革やプロセス構築を支援しています。

 

特に、これまでの延長線上ではない開発テーマや新事業を企画~開発~事業化していく評価プロセスの構築に注力しており、これまでも自動車メーカー様や家電メーカー様などのR&Dプロセス再構築をサポートしてきました。

■ 国内と海外を連携させた研究開発体制の構築

本コンサルティングにおいては、属する業界の構造(例:精緻な品質保証型、他者との連携が重要なオープンイノベーション型、スピード重視のベストエフォート型など)を見極め、その本質に適応する研究開発組織への再構築を重視しております。

増加基調の海外での開発部門設置に合わせて、「国内と海外の開発部門をどのように連携させていくべきか」のベストミックスの実現も追求しております。

■ 海外と連携した標準設計プロセスの構築

開発~設計プロセス構築においては、コストや品質面でカギとなる「標準化や試作プロセスの最適化」を軸に、各部門の適切な関与や業務内容、全体プロセスの再構築をサポートしています。

■ R&Dテーマ企画の活性化

また、コーポレートの研究開発部門において、事業部門を後押しする開発テーマばかりが増えている現状を変革するため、「これまでの延長戦上にはないR&Dテーマ企画」を促すプロセス構築も支援しております。

■ R&D部門の目標指標の再設定

本コンサルティングの目標として、コーポレートの研究開発部門が「事業部支援の開発テーマばかりに偏らないポートフォリオの構築や開発の指標設定を実現できる」ようサポートしております。また、斬新な研究開発テーマを適切に事業化していく評価方法の導入も提供しております。